診療案内

一般内科外来(感冒(かぜ)・下痢・便秘・急性胃腸炎・インフルエンザ・花粉症(舌下免疫療法)・膀胱炎・頭痛・貧血など)

写真:医院外観

「感冒」「下痢」「インフルエンザ」これらはいずれも誰しもがかかる、かかった事のある一般内科的な疾患、病気だと思います。基本的に生まれて死ぬまで一回もこれらの病気にかからなかったという人はかなり少ないのではないでしょうか?

もちろんこれらの病気にかかったからといって、全てにおいて医療機関を受診する必要はないと思います。また全ての方が強い薬を内服したりして治療する必要は無いと思います。

ただ、やはりそんな中でも「医療機関に受診してきちんと診察を受け、検査治療した方が良いと思われる方」はいらっしゃいます。その判断は私は『患者さんご自身が辛いかどうか?』が大前提だと思います。

もちろん医学的な判断は絶対に必要です。実際当院におきましても基本的には様々な学会が提示している「ガイドライン」に沿って診療を行っております。

ただ、「多数の被験者のデータから割り出された決まり事」を全ての拠り所とするのではなく、あくまでも目の前にいるその一人の患者さんを見て聞いて「この人の辛い期間を少しでも短くしてあげたい」「この人の自覚症状を少しでも軽くしてあげたい」こんな気持ちで個別に対処したいと考えております。

前述したような一般内科領域は基本的には致命的になるような病気はほとんどありません。しかし『日常生活は何とかおくれる、けれど市販薬では治らないし、なにより辛い』こんなような状態の方には正に身近な診療所で速やかに改善して頂くのが一番良いのではないかと考えております。

当院におきましてはこれら一般内科範疇の病気に関して幅広く経験を有している複数の内科医にて責任を持って診させていただいております。

循環器内科外来(狭心症・不整脈など)

心臓血管など生命に直結しうる重要な分野

これらは心臓や大動脈など極めて重要な臓器に起こる病気であり、場合により命にかかわることもある病気です。実際に「著明な人が心筋梗塞で亡くなった」とかいうニュースなど覚えがあるのではないでしょうか? 「緊急手術」とか「入院」「集中治療室」などなど。診療所とは全く違う世界の医療活動と思われているかもしれません。確かに「循環器内科領域の病気で危険な時」は我々開業医では大して役には立ちません、せいぜい「救急病院で治療を受けられるまで時間稼ぎをする」くらいです。

しかし実際には全ての循環器疾患を持つ患者さんがそのような「危険な状態」にあるわけではありません。むしろ大方の人は『定期的な検査と内服加療は必要だが、普段は全く普通に生活できている』のだと思われます。むしろその方が多いのではないかと思います。そうしますと実はある意味、我々のような身近な診療所こそ循環器内科領域の主たる医療現場と言っても良いのではないか?と考えてしまうことすらあります。

「三次救命救急医療」というのがありますが、その前には「一次救急医療」「プライマリケア」「初期治療」というものが必ずあります。

そこには「重症にならないようにする」という役割や「重症化の前兆をいち早くキャッチして手遅れにならないよう高次医療機関に送る」という役割があります。 また、「危険な状態を乗り越えてこられた患者さんが再発しないように定期的に診ていく」という役割もあります。

これらは身近にいるからこそ出来る重要な医療行為と言えるのでは無いでしょうか?

私たちは「循環器領域の疾患において、診療所で対応出来うることは全ての事を最大限行う」という所存であります。

また、当院では心臓超音波検査・24時間ホルター心電図、心電図、動脈硬化測定器などを使用して様々な循環器疾患の診察に対応できるように準備しております。

呼吸器内科外来(喘息・COPD(慢性閉塞性肺疾患)・気管支炎・肺炎など)

息を吸う・吐くという生存の根本に関わる分野

当院は呼吸器内科専門ではありません。ただ上にあげたような呼吸器の中でも頻度の高い病気は「一般内科の延長上」として発見されることが良くあります。特に「かぜ」と思われて診療所に来られるケースが多いです。私自身は呼吸器専門医ではありません。ただ、内科医として幅広く経験を積まさせて頂いて来た中で自然と沢山の呼吸器疾患の患者さんを診させて頂きました。そしてその都度勉強していき一般内科医として呼吸器疾患を診療するにあたり必要とされる診療技術は身につけられたと考えております。

当院では胸部レントゲン撮影においてデジタルレントゲン装置:CR(computed radiography)を使用し、診察室に設置された画像表示装置:ビューワー(viewer) にてより詳しく見させて頂いております。

消化器内科外来(胃炎・胃潰瘍・逆流性食道炎・過敏性腸症候群など)

摂食排泄に関わる範囲の広い頻度の多い分野

こちらは一般内科の範疇としても良いくらい頻回に内科外来で診させて頂いて来た分野です。消化器専門医ではありませんが、診療経験としては一般内科医として消化器疾患を診るのに十分な量をしてきたと自負しております。また、消化器内科専門医も所属しており、場合により専門的なアドバイスも受けながら診療をするような事もできます。

専門的な検査は当院ではできませんが、幸いこの近隣には胃カメラをはじめMRIやCTなどの様々な検査が可能で、かつ必要であれば速やかに入院治療や手術などまですべて対応して頂ける近くの高度な医療機関がたくさんありますので、速やかに責任もって紹介させて頂きます。内服処方に関しましては漢方薬なども含めより有効な内容で、少しでも早く症状が楽になるように努めます。また、当院では迅速の血液検査機器を導入しており、炎症を伴った消化管疾患の緊急度の鑑別目的の参考などにて院内にて利用しております。

生活習慣病対策専門(高血圧・脂質異常症(高脂血症)・糖尿病・痛風など)

 症状は無いが、将来を考えると症状がない時こそ対策が必要とされる大事な分野

いまやこれらは「国民病」といっても過言ではないくらい患者さんが増えております。 体質的(遺伝的な)要素もありますが、それはあくまでも「それを持っていない人に比べてのなりやすさ」を表しているものであり、それが全てではありません。

やはり書いて字のごとく「生活習慣」の影響が最も大きいのです。なかには「全く肥満でもなく、食生活も節制し、運動もしており、たばこも吸わず、お酒も飲まない・・・」とか生活習慣が全く問題ないにも関わらず「明らかな高血圧がある」とか「あきらかに悪玉コレステロールが高い」という方も結構いらっしゃいます。これはやはり生来の体質的要素の影響の可能性は拭えません。しかしやはり圧倒的に「生活習慣の影響が大きい」のは確かです。

しかしなぜ「生活習慣病をこんなにまで騒ぎ立てるのか?」という話ですが、なぜでしょうか? 痛風に関しては「痛風発作」というのがありますから、自覚症状は明らかにありますが、基本的には生活習慣病には症状はありません。

相当な血圧上昇とか高血糖の場合、症状はありますが、そこまで行かなければ検査等をしなければ全く気づきません。

また、生活習慣病そのもので亡くなる方というのもそれほどおりません。

ではなぜ騒ぐのか? それは「動脈硬化を引き起こす」ということに他なりません。動脈硬化は「生活習慣病などにより血管の内側の細胞が繰り返し繰り返しダメージを受け続けること」により起こります。つまり生活習慣病になってしまったからと言って、即動脈硬化になるわけではなく、長い間生活習慣病を治療しないことにより動脈硬化は密かに進行していくのです。そして動脈硬化は進んでいくとついには脳梗塞や心筋梗塞、大動脈解離などに行き着きます。

これが最大の問題です。しかし動脈硬化そのものにも「自覚症状はありません」、これまた痛くもかゆくもないのです。しかし心筋梗塞などに確実に近づいていきます。つまり「症状が出るときには既に大事になっている」ここが最大の問題です。心筋梗塞とかに行き着く前に徐々になにか自覚症状でも出てくるようなら良いのですがそれはありません。

「定期的に受診していないといきなり大事になりうる」のです。検査さえしていればその兆候がつかめて、予防できたかもしれないところ、受診しなかったばかりにそのチャンスを逃してしまうことになり兼ねません。実際心筋梗塞などにかかられた方の多数に「以前に健診で生活習慣病を指摘されていたが、継続的に治療経過観察はしていなかった」というのが見られます。これは大変にもったいない。克服できればまだ良いのですが、大きなハンディキャップを背負ってしまったり、果てには命を落としてしまったりしては取り返しがつきません。

是非「脳梗塞・心筋梗塞など」の手前である「動脈硬化」の更に手前である「生活習慣病」、これを是非身近な診療所でしっかり押さえて大事に至らないよう一緒にがんばりましょう。

 当院では内科的な観点(認定内科医/専門医)及び健康診断的な観点(人間ドック学会認定医)、生活習慣病専門的な観点(生活習慣病管理指導医)およびアンチエイジングの観点(抗加齢学会専門医)から診療する院長をはじめ、経験豊富な医師が皆様と二人三脚で長くお付き合いさせて頂けるよう責任もって診させていただきます。

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受付時間 午前:10:00~13:30
     午後:15:30~18:30

   【ビタミン点滴をご希望の方】       午前:10:00~13:00
午後:15:30~18:00

問診票に事前にご記入頂けるとよりスムーズに受診いただけます。下記よりダウンロード・印刷の上ご利用ください。

※最後の来院から1年以上経過している方は「初めて来院される方」の問診票にご記入ください。

※連絡先について、当院から至急ご連絡をお取りしたいこともありますので、連絡先がご変更になった場合は受付にお申し出ください。ご協力よろしくお願いいたします。

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