当院の健康診断では日本人間ドック学会の認定医である院長と経験豊富な医師が担当しております。

特に胸部レントゲン等の検査につきましては見落とすことを避けるべく、複数の医師が複数回チェックしております。

なお、企業にての複数人数での健診をご希望のご担当者の方は、ご依頼のご連絡を頂ければこちらの担当者からご連絡いたしますのでご検討よろしくお願い致します。 なお、品川区民健診・検診も予約制で実施しております。電話でのご連絡をお待ちしております。

（対象は国保基本健診・後期高齢者健診・品川区健診・集合契約特定健診・前立腺がん検診・肝炎ウイルス検診・結核検診・大腸がん検診・胃がんリスク検診・20歳からの健康診査）

◆企業健診の詳細はこちらからご覧ください

※注：価格は税込となります

当院にて行われている「生活習慣病遺伝子検査」は肥満や高血圧などの生活習慣病に関する体質を定めている遺伝子を測定し、個々の体質に基づいた医療情報を提供させて頂くものです。

生活習慣病は体質遺伝子によりその進み方や起こりやすさに違いがあります。

この起こりやすさ・進みやすさをひとりひとりの体質遺伝子と問診などのデータとの組み合わせから分析して健康管理に利用して頂くというのがこの「生活習慣病遺伝子検査」です。 この遺伝子検査では日本人10000人以上の遺伝子からリスク別に4段階に分類されます。

リスクの度合いにより「低い」「平均よりやや低い」「平均よりやや高い」「高い」というように分類されますので、「自分がどのような生活習慣病になりやすいのか」推測することが出来ます。

リスク度合いが分かるのは「脂質異常(高脂血症など)」や「高血圧」「高血糖(糖尿病など)」や「動脈硬化」「歯周病」などです。それぞれに4段階に分類されます。

実際の方法としては2mlの採血をするだけです。その血液の核からDNAを取り出します。

そのDNAの中の個人差からくるわずかな違いの部分を分析し、それに生活習慣の指標になるデータ(血圧・コレステロール・中性脂肪・ヘモグロビンA1c・BMI・喫煙歴など)加味し更に分析し、生活習慣病になる危険性の度合いを4つに分類しています。

ただ、両親から遺伝で引き継ぐのは「他の人に比べての病気へのなりやすさ」であり、「病気そのもの」ではありません。当検査にて診断されるのは、あくまで「病気のなりやすさ」でして、「病気が今現在存在しているか否か」ではありません。そこが「ガンの遺伝子診断」や「アミノインデックス」とは異なるところです。 

あくまでも「このまま放っておくと他の人と比べて糖尿病になる確率が高い」とか「高血圧になるかも知れない」ということで、今現在は異常なくとも、他の人と比べてより注意する必要のある生活習慣病がわかりますので、高リスクとされたものに対して特に注意していけばよいわけです。

もちろんその名の通り「生活習慣」の病気ですから、遺伝子で規定されたからといって必ずなるわけではなく、「そこからどの様な生活習慣を過ごすのか?」ということが非常に大きな影響を及ぼします。

ですので生活習慣を改善することは言うまでもありませんが、他の人と比べてよりかかり易い生活習慣病が判明すれば、より対策を立てやすいと考えられます。

そういった意味ではこれは「予防医学」の一環になるといえます。

日頃の一般的な定期健診と合わせ、この検査をして頂ければ、生活習慣病の予防としては一層意義のあるものになると思われますので、是非取り入れて頂くことをお勧めします。

当院では、ご要望に応じて診断書を作成いたしますが、場合によってはご要望に応じかねる場合もございます。詳細は、お問い合わせください。