これらは心臓や大動脈など極めて重要な臓器に起こる病気であり、場合により命にかかわることもある病気です。実際に「著名な人が心筋梗塞で亡くなった」とかいうニュースなど覚えがあるのではないでしょうか?「緊急手術」とか「入院」「集中治療室」などなど。診療所とは全く違う世界の医療活動と思われているかもしれません。確かに「循環器内科領域の病気で危険な時」は我々開業医では大して役には立ちません、せいぜい「救急病院で治療を受けられるまで時間稼ぎをする」くらいです。

しかし実際には全ての循環器疾患を持つ患者さんがそのような「危険な状態」にあるわけではありません。むしろ大方の人は『定期的な検査と内服加療は必要だが、普段は全く普通に生活できている』のだと思われます。むしろその方が多いのではないかと思います。そうしますと実はある意味、我々のような身近な診療所こそ循環器内科領域の主たる医療現場と言っても良いのではないか?と考えてしまうことすらあります。
「三次救命救急医療」というのがありますが、その前には「一次救急医療」「プライマリケア」「初期治療」というものが必ずあります。
そこには「重症にならないようにする」という役割や「重症化の前兆をいち早くキャッチして手遅れにならないよう高次医療機関に送る」という役割があります。 また、「危険な状態を乗り越えてこられた患者さんが再発しないように定期的に診ていく」という役割もあります。
これらは身近にいるからこそ出来る重要な医療行為と言えるのでは無いでしょうか?
私たちは「循環器領域の疾患において、診療所で対応出来うることは全ての事を最大限行う」という所存であります。
また、当院では心臓超音波検査・24時間ホルター心電図、心電図、動脈硬化測定器などを使用して様々な循環器疾患の診察に対応できるように準備しております。